【投資哲学】長期投資と誘惑

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バフェット太郎(@buffett_taro)です。

クソダサい投資家ほど頻繁に売買を繰り返して利ザヤを稼ごうとします。しかし、短期売買はゼロサムゲームの世界なので、ほとんどの投資家は確率的に手数料分だけ損することになり、さらに含み益は課税され、税金を支払う必要があるので短期売買はやらない方が良いです。

マンガーの投資術』によれば、チャーリー・マンガーは売買を繰り返さず買い持ちすることで年間1~3%の節税効果が得られる主張しています。別の言い方をすれば、買い持ちするだけで年間1~3%の利益を得ることを意味します。

例えば1000万円分の株を買って30年間買い持ちするだけで、348~1427万円の利益を手にするということです。

こうしたことから、多くの個人投資家にとって長期投資が最適解であると言えるわけですが、長期投資ならどんな銘柄に投資しても良いなどということはなく、銘柄選びは慎重にならざるを得ません。

そのため、S&P100指数に採用されているような超大型優良株の中から選ぶか、S&P500指数に連動することを目指したインデックスファンドやETFなどに投資した方が良いです。

もちろん、株式の長期投資から得られるリターンは年率平均6~8%程度なので、ソッコーでお金持ちになれるわけではありません。また、300万円を年率平均8%で30年間運用したところで3018万円にしかなりませんから、倹約に努めて継続的に買い増さなければなりません。例えば、毎月3万円買い増すだけで当初の300万円は7423万円にもなり、5万円の買い増しなら1億0359万円になります。

とはいえ、あまりにも遠い未来の話になると現実味がなかったり、そもそも年老いてから億万投資家になっても意味がないとの考えもよぎります。

さらに、身近に短期投資で成功した億万投資家がいると、自分も短期投資で成功できるのではないかと勘違いしてしまったり、「もしかしてこれは絶好の投資機会なのでは?!」という予期せぬ投資機会に遭遇して、あまり知らない小型成長株に投資したい誘惑に駆られたりもします。

また、SNSを通じて億万投資家が常に身近にいる現代では、そうした誘惑に駆られる機会が多くなります。彼ら億万投資家が「市場は出し抜ける!(ドヤ)」「私はこうして成功した!(ドヤ)」「私は努力してあなたは努力していない!(ドヤ)」と聞いてもいないことを自慢気にドヤります。

成功している投資家から学ぶことは大切かもしれませんが、特定の投資スタイルが勝ち続けることはないことも知っておく必要があります。例えば、大型株よりも小型株の方が強い時もあればその逆もありますし、バリュー株よりもグロース株の方が強い時があればその逆もあります。また、特定の景気局面で強いセクターもあれば弱いセクターもあります。

こうしたことから、まぐれで成功しているだけの投資家の投資哲学に流されないように、多くの個人投資家は長期的な資産形成に最適な投資スタイル(S&P500ETFに投資するなどパッシブ運用)を目指した方が賢明です。

グッドラック。

(参考文献:『マンガーの投資術』)

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