米国企業の収益性が高いというのは本当か? ROAでは日本企業が逆転していたという事実が判明

米国株の魅力といえば収益性が高いということも、その一つだと思うのですが、日経電子版「世界企業 日本の立ち位置(1)資産効率、日本が8年ぶり米逆転」によると、2016年のROAでは日本企業が米国企業を上回るという意外とも当然とも思える事実が判明しました。

ほとんどの米国株至上主義者にとっては、ROEがすべてでありROAなどには無関心なのかもしれません。ただ、ROEは自己資本比率を低下させるなど小手先のテクニックだけでも高めることは可能なので、それ一つで信頼に足る指標ではありません。

借金のレバレッジが高ければ高いほどROEも高くなるという特性を持ち合わせているのです。米国では、このROEが極めて高い重要性を持っているとも思われますが、これは操作可能な指標であることから、ある意味ご都合主義的に、恣意的に崇拝されているのではないかとさえ勘ぐってしまうところすらあります。

もちろん、ROA一つだけを見ても何の意味もないとは思います。また、今年度はまた米国企業が逆転するのかもしれません。ただ、少なくとも2016年の時点では収益性を判断する重要財務指標の一つであるROAでは日本企業が優勢であるという事実。この事実は、米国株至上主義者は把握しておくべきでしょう。

☆訪問ありがとうございます。応援していただけると記事更新の励みになります!

株 中長期投資ブログランキング

【投資家のための幸福論】投資家が幸せになれるたったひとつの方法4/6

バフェット太郎です。

ぼくたちはどうすれば幸せになれるのでしょうか。

良い大学に出て、良い職を得て、結婚し、子どもを授かり、マイホームを建てて、老後は穏やかに過ごす。このような人生が幸せだと考えている人がいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。人生の過程で悩みや悲しみ、不幸がない人生などそもそも存在しないからです。

ある幸福度調査によれば、お金があれば幸せかと言えば、「思ってるほどではない」との結果になり、結婚して子どもがいれば幸せかと言えば、「いなくてもそんなに変わらない」との結果になりました。また、家族を亡くして不幸のどん底かと言えば、「2~3年もすればその悲しみも乗り越えられる」との結果になったそうです。

例えば、子どもをつくった方が幸せになれるかについて、多くの人々は「子どもは悲しみよりも喜びを多く与えてくれる」と、子どもをつくった方が幸せになれると信じていますが、データを見る限りそのような傾向にないことがわかっています。これは、子どもがいることで夫婦関係が悪化しやすくなるからです。

子どものいない夫婦は、お互い大人であるため、気持ちのコントロールがききやすいです。しかし、子どもは機嫌を損ねやすく、常に親から注目されたいものだからコントロールがききません。こうしたことが夫婦関係を悪化させる原因にもなるので、生活の全て、つまり全体的な幸福度や満足度を考えると、子どもがいる夫婦は子どもがいない夫婦よりも幸福度が低くなりやすいのです。

これは、何も子どもが小さいときに限った話ではなくて、子どもが経済的に独立して子どもが家を離れた後でも、子どもをもつ夫婦の幸福度は子どものいない夫婦と同じか、それより少し低い幸福度という結果になりました。

親にとって子どもと触れ合うことは楽しいですが、子どもの世話は仕事や家事、通勤といった楽しくない事の次にランクインします。一方で子どものいない夫婦は子どもと触れ合う楽しみはありませんが、そもそもそれが当たり前の状態なので、幸福度に働くマイナスの影響はあまりなく、むしろ子どもの世話がなく、自分の人生のために時間を使えるので、その分幸福度はプラスの影響を受けやすいです。

それらを総合的に加味すれば、子どもをもつ夫婦の方が子どもがいない夫婦よりも幸福度が低くなってしまうのです。

そして、進化生物学者のリチャード・ドーキンス博士による「ミームの概念」によれば、遺伝子が親から子へ伝達するように、考え方や価値観までも世代間で受け継がれるため、「子どもは幸福をもたらす」という考え方が「子どもは不幸をもたらす」という考え方よりも世代間で受け継がれやすいです。

つまり、「子どもをつくっても幸せにはなれない」と信じている人は子どもをつくらないので、後世にその考えを伝えることができないのです。

別の言い方をすれば、伝達される可能性の高い考え方だけが、次世代に伝えられるということです。例えその考え方が間違っていたとしてもです。

そのため、「子どもがいない人生は孤独で不幸」という考え方は次世代に伝わりやすいので、子どもをもたない夫婦にとって世間の目は煩わしいものになってしまいがちになるのです。

また、幸福度の上昇はそれほど長く続かないこともわかっています。これは子どもが産まれたことのプラスの影響だけでなく、良い職を得たとか結婚できたというプラスの影響についても同じで、結婚できたからといって、幸福度が上昇し続けることはないのです。

つまり、こうすれば幸せになれると信じられている通りの人生を歩んだとしても、必ずしも幸せになれるわけではないということです。従ってどうすれば幸せになれるのかという人生の道筋はないということになります。

それにしても、そもそもなぜぼくたちは幸せにならなければならないのでしょうか。ちょっぴり不幸の人生の方が彩豊かな人生であると考えるなら、必ずしも幸せになる必要はないのではないでしょうか。

つづく。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします

SPONSORED LINK

エニグモ(3665)の診断

服飾中心のソーシャル通販サイト「バイマ」運営。

エ二グモ


ポジティブ

ROE 35.8%
売上高営業利益率 42.6%
売上高成長率 45.1%

成長著しく、前年度決算では最高益を更新している。売り手、買い手双方からの手数料が収入源なため利益率も高水準だ。


ネガティブ

なし


まとめ
通販サイト「バイマ」はこの企業を調べるまで知らなかったが、調べてみると個人的に面白いサイトと思った。
個人間のやり取りなので、この手のサイトだと日本ではメルカリやヤフオク、世界ではeBayになると思う。この中ではヤフオクしか利用したことがないためヤフオクとの比較になるが、バイマとの決定的な違いは売り手が世界中に散らばっているということだと思う。
たとえばバイマのリクエスト機能を使い、日本で品切れになった欲しかった商品を海外にいる売り手に注文をして買い付けてきてくれる。またこの機能を使えば、気軽に日本未発売の限定商品をリクエスト出したら買えるかもしれない。ヤフオクだとリクエスト機能はないので欲しい商品は出品されるまで待たなくてはならない。またヤフオクは主に日本向けのサービスで世界中に売り手がいるわけではないので、欲しい商品はバイマで見つかる可能性が高い。

あとヤフオクは買い手からは手数料を取らないため、バイマの手数料を売り手、買い手双方からとるシステムの方が収益性は優れている。

海外在住の日本人にとっても小遣い感覚で気軽にできるし、あくまでCtoCなので中間業者を挟まず価格も抑えられることが可能なのではないだろうか。いわば売り手が卸売兼小売りの役割をしているといえるのではないだろうか。

またリクエスト機能での注文が入れば、在庫管理などのコストを省くことも可能である。たくさん仕入れてこなくても、決まった商品さえ買い付けてくれば在庫の効率化につながる。

いままでありそうでなかった分野のビジネスでうまく顧客のニーズをつかんだと思う。ただ参入障壁はそこまで高くなく、大手にマネされる可能性があると思うので、市場の動向を逐一チェックしなければならない。今のところは売り手買い手も伸びており、流通総額も増えているのでそこまで気にする必要はないと思うが。


売上高は右肩上がり順調に成長してきている。2016年1月期決算では赤字決算だったが、広告宣伝費の大幅増や事業整理等によるものなのでそこまで気にする必要はない。

財務内容は自己資本比率も高く、無借金経営をしているので健全だ。
PERは27.1倍とマザーズの情報通信業平均より割安だ。またPERレシオは1.5倍なので割高ではないと判断できる。

評価
★★★★★

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
応援クリックお願いします!m(_ _)m
このエントリーをはてなブックマークに追加

【投資家のための幸福論】投資家が幸せになれるたったひとつの方法3/6

バフェット太郎です。

ぼくたちはなぜ、他人と比較せずにはいられないのでしょうか。結論から言えば、そのようにプログラミングされているからです。

結婚市場におけるある調査によれば、背の高い男性は背の低い男性よりもモテる傾向があるそうです。また、背の高い男性の方が背の低い男性よりも平均年収が高い傾向にあることもわかっています。

これは、人間の進化の過程で、体が大きい方が資源を獲得する競走において有利だったことが要因として挙げられます。つまり人々は、背の高い人と関わることで資源の獲得競争において有利な立場に立てることを本能として染みついてしまっているのです。

そのため米大統領選挙で自分よりも背の高い候補に勝った大統領は1928年以降、たったの三人しかいません。それくらい背の高さが有利に働くのです。

また現代において、背の高さに代わるモノサシとして、年収や学歴などのステータスが重要になってきます。そして、人間本来の使命が生殖であるので、結婚市場で有利になるために他人よりも各種ステータスの順位が上位でなければならないのです。

つまり、他人と比較せずにいられないのは、他人よりも結婚相手も見つける機会に恵まれるためなのです。また、自分の子どもを恵まれた環境で育て、各種ステータスを高めることで、自分の遺伝子を後世に残せる可能性が高まるので、親は子どもに多くを期待してしまうのです。

このように、進化論的に見れば人々が地位を求めるのは理に適っていると言えます。しかし、今では誰もがブランド物の財布やバッグを買えますし、高級車やマイホームだってローンさえ組めば誰もが買えます。つまり、ステータスの重要性は下がり続けているわけです。

それにも関わらず、どうしてぼくたちは未だに年収や学歴、マイホームや高級車、ブランドバッグなどの各種ステータスを気にするのでしょうか。

進化生物学者のリチャード・ドーキンス博士によれば、「ミーム」の直接的な産物だと説明しています。「ミーム」とは、文化の中で人から人へ考えや行動が伝達されていることを意味する言葉です。つまり、人は「ステータスを高めることで幸せになれる」という考えを伝達し続けた結果、皮肉にもステータスを高めることが人々の呪縛になってしまったのです。

では、どうすれば人は幸福になれるのでしょうか。そのヒントはこの呪縛の解き方にありそうです。

つづく。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします

SPONSORED LINK